2011年09月08日

研究所ツアー「がん研究に触れる」

(導入部は「第70回日本癌学会学術総会プレイベント Cancer Month2011」に行ってきましたを見てください)

普段は関係者しか入ることのできない研究所を見学できるツアーです。私は工場見学なども大好きですので、とても楽しみにしていました。


しかし、スケジュール上の都合なのか、見学は超ハイペースで進み、あっという間に終わってしまいました。様々な機器の説明を研究者の方がしてくださるのですが、ただでさえ難しい説明が駆け足になってしまうため余計にわかりづらく・・・・・。

しかし、私は所詮素人ですので、時間をかければ理解できるというものでもありません。短い時間でも雰囲気というか、空気感というか、そういったものは感じ取れたので、それで十分だったと思います。

印象に残ったものとしては、放射性物質を扱うためのラジオアイソトープ室。当然ながら中に入ったわけではなく、入り口を見ただけです。

入り口のところにいわゆる「原子力マーク」が大きく書いてあり、ドアはカードキーで開閉するようになっています。非常に不謹慎ながら、これを見たとき「バイオハザードだ」と思ってちょっと嬉しかったです。

それと「質量分析装置」という、ちっともすごくなさそうな名前だけど実はすごい機械を見せてもらいました。この機械は田中耕一さん(作業服姿のサラリーマンなのにノーベル賞を受賞して話題になったあの方)のノーベル賞をとった技術を利用して作られたものだそうです。それだけでなにかすごい。

「質量分析装置」は文字通り重さを量る機械ですが、タンパク質1個の正確な重さを測定できるのだそうです。そんなことどうやったらできるのか想像もつきませんが、だからノーベル賞なんでしょうね。

それがなんの役に立つのかというと、説明がなかったのでネットで検索してみました。つまり、タンパク質の重さがわかればその同定ができる(タンパク質の名前がわかる)そうで、それが癌の早期発見などにも利用できるみたいです。

研究所の人は「新しい機械でまだ導入して半年しかたってないので、実績はない」と言っていました。これからに期待です。それにしてもノーベル賞がこうしてがん研究にも生かされているわけで、それはいずれ臨床にも応用されるでしょうから、がん患者とノーベル賞は無関係ではないということですね。

見学の最後に、廊下にあるとても重要な設備を見学させてもらいました。
それは、シャワールームです。
いや、ルームにはなっていなくて、廊下にいきなりシャワーがあるんです。ドアも何も無いので、ここでシャワーを浴びたら丸見えです。

説明によると、研究者が作業中に危険な液体などを浴びてしまった場合に、1秒でも早くそれを洗い流すために設置されているのだそうです。もちろんそんなことはめったにあるはずがなく、この研究所でも一度もこのシャワーが使われたことはないそうです。

数年前に、私がこのことを知っていたら、某テレビ番組に「がんの研究所には丸見えのシャワーがある」と投稿して「へえ」をたくさん押してもらっていたかもしれません。

それと、地元のケーブルテレビが取材に来ていて、見学後になぜかインタビューされました。あれは使われたのかな。

posted by まーさん at 00:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 癌とピアサポーター
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